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膝の水を抜くと癖になる?

青木整形外科医院
青木 亮介

膝に関する症状の中に「腫れ」があります。訴えの主なものには膝が腫れてきた、膝を曲げるとつっぱる、正座ができなくなったなどがあります。お話を伺うと、いつもよりたくさん歩いた、久しぶりに運動した、山に登ってきたなど、膝に負担がかかったと考えられるときに出現しています。運動と関係なく痛風、関節リウマチ、感染などでも膝が腫れるケースもあります。

関節は骨、軟骨、関節包、滑膜、靱帯などが組み合わさり作られています。関節を包んでいる関節包の内面に滑膜という組織があり、何らかの原因で滑膜が刺激されて炎症を起こすと、関節液が多量に生産され、いわゆる「水たまり」の状態になります。

滑膜を刺激する原因はいろいろあり、たとえば関節の老化にともなって軟骨の一部が関節腔の中に剥がれ落ち、これが滑膜を機械的に刺激したり、また痛風のように特殊な物質が刺激の原因になることもあります。

いずれにしても水のたまる原因は滑膜の炎症によるもので、患者さんから「膝の水を抜くと癖になりますか?」とよく質問されますが、水を注射器で抜いても滑膜の炎症が続いている限りは、すぐに関節液は溜まってしまいますので、水を抜いたことがたまりの癖になるわけではありません。関節液は関節面に対する潤滑油のような役割と軟骨の栄養源になる働きがあり、滑膜が炎症をおこすと関節液は増量し両方の働きが鈍くなります。また膝に大量の水がたまると日常生活にも支障が生じてきます。腫れが長期に及び膝の動きが鈍くなってくると膝周囲の筋力が徐々に低下し軟骨に負担がかかることにより、さらに炎症が長引くことがあります。腫れたままにせず、水を抜くことで症状を緩和させるねらいがあります。

このように膝に水がたまることは変形性膝関節症の初期の症状の一つでもありますので膝に痛み、違和感などがあるようでしたらお近くの整形外科でご相談されることをお勧めします。

(2020.01.23)

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