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自分の乳房に関心を持ちながら生活する ~ブレスト・アウェアネス~

にいがた乳腺クリニック 長谷川 美樹

「ブレスト・アウェアネス」という言葉を聞いたことがありますか?乳房を意味する「ブレスト」と意識する・気にかけるという意味の「アウェアネス」を組み合わせた言葉で、1990年代にイギリスで提唱されました。

乳がん検診は、死亡率減少効果のある「マンモグラフィ」とセルフチェックとして「自己触診」が広まり、2019年には受診率が約50%になるまで検診を受ける方が増えました。一方で「毎年マンモグラフィを受けているから大丈夫」「毎日自己触診をしているから大丈夫」など見落としの原因にもなりうる考えや思い込みも広まってしまいました。そこで、検査だけに頼るのでも気にしすぎるのでもなく、自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房を意識して生活するブレスト・アウェアネスという考え方が提唱されました。

ブレスト・アウェアネスは、大切な4つの行動で成り立っています。まず一つ目は「乳房のセルフチェック」で、月に一回程度を目安に行います。「普段の自分」を知ることが大切で、見て、触って、「いつもとは違う」変化がないかどうかを確認します。

二つ目は「気をつけなければいけない乳房の変化を知ること」で、乳がんの自覚症状は「しこり」以外にも、くぼみやひきつれ、乳頭からの血液が混じった分泌物などもあります。

三つ目は「乳房の変化を自覚したら、医療機関を受診すること」です。乳房の変化に気づいたら、次の検診を待たずに乳腺外科や外科を受診してください。

そして、四つ目は「40歳になったら定期的にマンモグラフィ検診」です。すべての検査には限界があるので、検査の種類や回数が多ければよいというわけではなく、治療や経過観察の必要がない病変まで精密検査とする「過剰診断」といった問題もあり、検診は「適切な年齢に、適切な方法で、適切な頻度」で受けることが大切です。

日常生活の中で肌の調子やヘアスタイルを気にかけるように、自分の乳房にも関心を持ち、気になる変化を感じたら検診ではなく医療機関を受診してください。

(2021.08.26)

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