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適応障害 休職するだけでいいの?

くろさき心のクリニック 信田 慶太

「適応障害」という病名を聞いたことがあるという人、最近は結構多いようです。簡単に説明すると、はっきりとしたストレス要因があり、それに反応して不安や抑うつなどの症状が出現した状態です。クリニックではとてもよくみられる疾患なのですが、日々の診療を通して気付いたことがあるので取り上げてみました。

うつ状態の人にとって休養が大事なのは、今では多くの人が知っていると思います。これ自体はとてもいいことです。が、適応障害にこれをそのまま当てはめようとしても上手くいかないケースが多々あります。

会社勤めの人が、職場でのストレス(過重労働や人間関係など、職場環境に関連した事なら何でもいいです)によって適応障害を発症した場合を考えてみましょう。

会社に診断書を提出して休職を希望すると、「ゆっくり休んで完全に治して戻って来い」「完全に治るまで戻って来るな」などと言われたという話をよく聞きます。休養の必要性を会社が認め、しっかり治せという意味の言葉をかけてくれるのは、大変好ましい事です。「そんなのは怠け病だ」などと言われていた時代に比べれば、大いなる進歩でしょう。しかし適応障害の治療では、ストレス要因を取り除くことこそが最も重要ですから、

休む → 完全回復 → 同じ環境で再び元気に働ける

という理屈は成立しません。

職場環境のどこかにストレス要因があった場合、休んで多少症状が緩和されたとしても、休職前の環境に戻ればまた同じように症状が出てしまうのです。そのことが分かっているから、休職中も復帰後のことが心配で一向に良くならない人もいます。

あくまでもストレス要因そのものを取り除くことが肝要なのです。

せっかく休みをもらえたなら、その間に会社側と復帰後の職場環境についてじっくりと相談しましょう。部署異動、業務軽減、パワハラ上司への厳重注意など、具体的方法はケースバイケースです。会社で労務・人事に携わる方がこれを読んでいてくださいましたら、以上をご理解いただいた上で、ご対応願えれば幸いです。

(2023.02.28)

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