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「パニック」って?

豊栄こころのクリニック
佐々木明子

パニック症(障害)とは、「パニック発作」と「予期不安」の二つの症状がある状態のことです。よく、頭が混乱することを「パニックになる」と表現したりもしますが、精神科、心療内科で診断するパニック症、パニック障害とは異なるものです。

「パニック発作」は、何の前触れもなく突然、強い恐怖・不安とともに呼吸困難、動悸、めまい、吐き気などが出現します。発作は10分以内に症状がピークに達し、多くの場合は30分前後でおさまります。発作は、心臓や肺などの重要臓器に関わる症状を引き起こすため、救急医療機関の受診につながることがしばしばあります。ですが、パニック発作自体は危険なものではありません。パニック発作はよく見られる症状で、成人の11%が経験するとも言われています。ほとんどの人は治療なしで回復しますが、少数の人ではパニック症に進行します。

「予期不安」は、パニック発作を繰り返すことで、また発作が起こるのではないか…との不安が頭から離れなくなる症状です。そうなると、発作が起きた場所や状況を避けようとし、行動範囲を狭めてしまうことになります。

パニック症は脳内の危険を察知するシステムの誤作動です。誤作動にはノルアドレナリン、セロトニンが関係していると言われています。これらの状態を改善するために薬物療法を行い、発作を起こさないように、不安を軽減するように治療します。薬物療法には、抗うつ薬、抗不安薬が使われることが多いです。

薬物療法と同時に精神療法で心理教育、認知行動療法、自律訓練法を行います。パニック症を知ること、対処法を学ぶこと、リラックスすることでのセルフコントロールなど医師との対話を通して治療します。

パニック発作が起きた場合の対処法としては、腹式呼吸をしやすい姿勢(座位で前かがみ、腹ばい)をとる、息を吐くことを意識する、怖がらず発作を受け入れる、抗不安薬の服用などがあります。

パニック症の起こる仕組みを知ること、治療・対応について学ぶことが症状の軽減につながります。気になることや不安なことがありましたら、早めに精神科、心療内科で相談してみてください。

(2024.02.28)

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