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画像診断における放射線被ばくについて

新潟市民病院 放射線診断科(医療放射線安全管理室)
吉村 宣彦

放射線(医療で使用する放射線は正式には電離放射線と呼びます)が物質を通過(透過)する性質を利用して体の内部構造を描出するのが、放射線による画像診断です。多くの診療科において重要な位置を占め、その役割のひとつにがんの発見、特に早期発見があげられます。

がんは遺伝子の損傷により引き起こされる病気ですが、ヒトの遺伝子を傷つけ、がんの発生率を上昇させる化学物質が多数存在します。アスベスト、ベンゼン、カドミウム、塩化ビニルポリマーなどの物質や肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス、ピロリ菌などの感染症、アルコール、ハム・ベーコンなどの加工肉、たばこ、過度の紫外線などがあり、電離放射線もそのひとつです。発がん性物質をがんの発見に使用するということに矛盾を感じるかもしれませんが、画像検査における放射線量は少なく、画像検査によるメリット、検診においてはがんの早期発見による生存率向上が上回ると考えられています。

1回の検査による放射線量は少なくても、画像診断検査件数は右肩上がりで増加しているため、2020年4月から医療放射線における安全管理が強化されています(医療法施行規則改正)。

具体的な対策のひとつに、放射線による画像検査を行う際には、放射線の影響を説明し、患者さんの同意を得たうえで行うことが求められています。医師は医学的に必要であり、利益が上回ると判断したときに放射線画像検査を施行します。患者さんのなかには病気を心配し、ご自分からCT検査などを希望する場合がありますが、専門的な立場からは必要ないと考えられることがあります。放射線による影響はゼロではありませんので、受ける必要がなければ検査をしないに越したことはありません。それとは逆に医師が必要と判断しても、放射線被ばくによる影響を心配し、検査を受けたがらない患者さんもおられます。

心配な点、不明な点があれば医療従事者に相談し、納得したうえで放射線画像検査を受ける、ないし医学的に必要ないと判断された場合は行わないようにしましょう。

(2022.03.29)

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