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乳がん検診とマンモグラフィ検査

日本歯科大学医科病院 外科 大竹 雅広

第二波襲来が懸念される新型コロナウィルスは、多くの日常生活の変化をもたらしました。検診の受診控えもそのひとつで、新潟市の乳がん検診受診者数も一時激減したそうです。
乳がんの発見には自己検診が有用ですが、乳がん検診におけるX線を用いたマンモグラフィ検査も同様に大切です。1895年に発見されたX線は、1913年には摘出された乳房の撮影に初めて使用されました。現在にも通用する乳がんのレントゲン所見は1930年に報告され、1960年代にはマンモグラフィ専用装置が開発されました。最近では、乳房を三次元的に構築するいわゆる3Dマンモグラフィも広まっています。
マンモグラフィでは、腫瘤、石灰化などが主な診断の手がかりとなります。診断結果はカテゴリー1~5の5段階で判断し、悪性を否定できないカテゴリー3以上が要精査となります。2009年~2016年の新潟市の乳がん検診では要精査率が7.6%であり、そのうちの5.6%が最終的に乳がんと診断されました。受診した方のおよそ230人に1人が乳がんであったことになります。
しかしながら、マンモグラフィ検査で全ての乳がんを発見できるわけではありません。若年者に多く見られる高濃度乳房などでは乳がんが判別しにくく、診断が困難となることがあります。3Dマンモグラフィではしこりなどの判別がしやすくなり、診断精度が向上したことから、高濃度乳房での検診に有効ではないかという期待もありますが、結論はまだ出ていません。一方で、放射線被曝量が多くなるという懸念もあります。集団検診で用いることの是非にはもう少し検討が必要と思われます。
マンモグラフィ検査では、被曝線量を抑えてよりよい写真を撮るために乳房の圧迫が必要です。その痛みのために受診をためらう方も少なくありません。しかし、乳がん罹患者数は年々増加しており、特に40~50歳代の女性では最も多いがんです。乳がんの早期発見のために大切な検診を、新型コロナに気をつけながらも受診していただければと思います。

(2020.08.27)

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