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梅毒は昔の病気ではありません

金井 利雄
(かない泌尿器科クリニック)

最近テレビなどで報じられているように梅毒が全国的に流行してきています。日本では戦後ペニシリンの普及により梅毒は鎮静化し、1990年代後半から新規患者は例年500~800人ほどで推移していましたが、2010年頃から上昇に転じ2017年は44年ぶりに5,000人を超えています。2018年はさらに増加する見込みです。新潟市の新規患者数も2013年以前は例年10人以下でしたが、その後右肩上がりに増えており今年は50人を超える見込みです。流行の原因はわかっていませんが、外国人旅行者の増加が関係しているという見方もあるようです。また20代~30代の若い女性患者の増加が突出しています。

梅毒は梅毒トレポネーマという病原体が原因です。主に性交渉で皮膚・粘膜の小さな傷から感染します。感染の好発部位としては、男性では陰茎、陰嚢、肛門、女性では小陰唇、膣、子宮膣部などが多く、性器以外では、口唇、口腔内、乳頭などが多いようです。

感染後3週間程度で感染部位に初期症状が現れます。初期硬結と呼ばれる5~20mmの硬い膨らみです。数日するとその硬い膨らみの梅毒トレポネーマ侵入部位がただれてきて、硬性下疳と呼ばれる病変に変わります。硬性下疳を両側から触ってみると、そろばん玉を両脇からつまんでいるような角のたった硬さを感じます(私の感想です)。硬性下疳は特に強い症状はなく2−3週で自然に消退します。女性の場合は、自分で触ってみないとわからない所に病変ができていることがありますので、男性以上に注意が必要です。その後は、大腿の付け根のリンパ節が腫れてくることがあります。

初期症状の時期に治療を行わないと感染は全身に広がっていきます。性交渉後1か月程度して陰部などに硬いシコリを感じたら、泌尿器科、婦人科、皮膚科などへの受診をお勧めします。

(2018.11.26)

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