鳥居クリニック 鳥居 哲
若い人には、ピンとこないかもしれませんが、最近、ズボンのファスナーをあげた途端、チョロッと漏れる、チョイ漏れ、追っかけ漏れが気になる年代になってきました(筆者63歳)。
50歳以上の3人に1人が、病院に行くほどではないけど、と悩まれています。女性向けの商品は、ここ数年、急速に普及しています。ただ女性は生理用品を使う習慣があるのに対し、男性はパッドに抵抗感が強く商品開発の妨げになりましたが「尿漏れが怖くて、外出を控える、仕方なく妻のパッドを使ってる」などの声に商品化が進みました。最近の男性用は、1日の失禁量を40cc以内と計算、軽い尿漏れなら、周囲に知られないよう1日中パッドを変えずにすみます。ごく少量(10cc)、少量(20cc)、特に多いとき(120cc)、一気に出るときも安心用(250cc)、厚さ3mmでインナーも目立たず、つけているのも忘れる装着感、ズボンにしみない、目立たない、防シミ、防臭タイプなどもあります。
また、汗ふきシート風、下着用のパッケージになっており、買いやすくなっています。
ドラッグストアに行った時、一度、コーナーを「チョイ見」してみてはいかがでしょうか?
(2021.11.24)